英語の豆知識

英語学習2000時間の法則? 達成したのでレベルチェックしてみた

  • まるっきりの初心者でも英語はしゃべれるようになる?
  • 2000時間で英語をマスターできるって本当?
  • 英語はどのくらい勉強すればいいの?

こんな疑問を解消する記事です。

記事のテーマ

英語学習2000時間の法則? 達成したのでレベルチェックしてみた

根暗・コミュ障・人見知り。引きこもりサブカル女子の成れの果て。そんな高卒のHALですが、英語学習時間の記録をつけ始めてから2000時間を達成しました。

そこで、自分のグラマー、リスニング、ボキャブラリー、リーディング、スピーキング、ライティング能力をCEFR基準で測定したところ、項目別にそれぞれ「B1~C1」という結果に。まったくもって「英語をマスター」と言えるレベルではありませんね。

CEFR(セファール)の表
表出典:文部科学省

この記事では、測定結果と共に現在の英語力を詳しくレポートします。実際のスピーキング音声や、使用した無料の簡易テストもまとめているので、英語学習の参考にしてください。

現在の語学力

拳を突き上げる女性のシルエット

まず一番わかりやすい指標としてTOEICの点数を。最後に受けたのは2016年なのですが、それまでの総勉強時間は600時間ほどで、点数は845点となりました。

それ以来テストはなにも受けていませんが、自主勉強を続け、2019年11月に英語学習2000時間を達成することに。

さて、巷には「英語学習2000時間の法則」というのがあります。その名の通り「2000時間学べば英語は習得できる」というような話なのですが、そもそもこれ、中高で1000時間ほど勉強しているのが前提なんですよね。

学校をサボってライブハウスに入り浸ってテストで2点もとったことある私のようなヤツは……?

もちろん論外です。なので、ここで言う「英語学習2000時間」は、そんな私が基礎の基礎を学び、TOEICで565点を取得したあとからの計算になります。その勉強内容&時間配分については下記リンクをご参照ください。

以上の事実を踏まえた上で、各項目のレベルを確認していきましょう。

CEFR(セファール)とは

CEFR(セファール)の表
表出典:文部科学省

今回はCEFR(セファール)を基準にレベル判定しました。こちらは言語運用能力を評価する世界基準となっており、A1、A2 、B1、B2、C1、C2 の6段階に分かれています。

EF SETの15分テストでは、リーディングスコア(文法)とリスニングスコアでCFERの測定が可能です。やってみたところ、私は82%の正解率でした。61~85%がIntermediate(中級者~準上級者)とのことなので、あと一息といったところでしょうか。

EF SETの15分テスト結果

英語力測定テスト2020 | NHK出版の「応用レベル」ではB2。こういう簡易テストでミスをする時点でまだまだということがわかります。

英語力測定テスト2020の結果
英語力測定テスト2020の結果

ちなみに私がうろうろしているであろうB1~C1のレベルはこんな感じ。

中級レベル(B1)は、CFERの3つ目の語学力レベルに位置づけられています。日常会話のあらゆるコミュニケーションにおいて、「中級レベルの英語を話すことができる」と言える学習者をさしています。このレベルにおいては、学習者は基礎的な英語力を一通り身につけているものの、ビジネスで英語を使用することや、英語圏の大学・大学院などで学ぶには英語力が不十分であるとされます。

EF SET

中上級レベル(B2)は、CFERの4つ目の語学力レベルに位置づけられています。日常会話のあらゆるコミュニケーションにおいて、「自信をもって英語を話すことができる」とされるレベルです。このレベルに達して初めて、学習者はあらゆるアカデミックな分野の学習をすることができ、完璧ではないにせよ、ビジネスの現場においてコミュニケーションをとることができるとされています。

EF SET

上級レベル(C1)は、CFERの5つ目の語学力レベルに位置づけられています。日常会話のあらゆるコミュニケーションにおいて、「上級レベルの英語を話すことができる」と言える学習者をさしています。これはEF SETでも用いている基準です。このレベルにおいては、学習者はあらゆる分野について、非常に正確に英語で学ぶことができるとされています。

EF SET

ではそれぞれのレベルを見ていきましょう。

グラマー

CEFR:B1~B2

CEFR(セファール)の表
表出典:文部科学省

EF SETの15分テストでのリーディングスコアは85%の正解率でした。61~85%がIntermediate(中級者~準上級者)なので、上級者まで一歩手前という結果に。悔しい。

EF SETの15分テスト結果

Test Englishでは、60問中50問で83%の正解率。B1+です。もうちょっとでB2。

Test Englishの結果

Oxfordでは、40問中32問で80%の正解率。B2です。

Oxfordの文法テスト結果

B1とB2の境目ですね。こうやって調べてみて文法の甘さに気づきました。ちょっとショック(笑)。やはり読めるからといって、自分で判断できるわけではないようです。

リスニング

CEFR:B1~B2

CEFR(セファール)の表
表出典:文部科学省

再び先ほどのEF SETを見て見ます。リスニングは79%という結果でした。思っていたより低い。B1~B2です。

EF SETの15分テスト結果

Oxfordでは、24問中20問で83%。B2です。

Oxfordのリスニングテスト結果

テストのリスニングに関しては、状況がわからないのと、それまでの話の流れがないため、いつもちょっと難しく感じます。もちろん完璧に聞き取れていないことが原因なんですが。くすん。

とりあえず実際に人がしゃべっている動画を例に出すと、ビリー・アイリッシュのこれは聞き取れます。

https://youtu.be/JeMmUglv6wA
Billie Eilish Speaks Her Truth in #MYCALVINS | CALVIN KLEIN

グライムスのこれは字幕がないと全体の半分以下しか理解できません。

Grimes "My Name Is Dark" Official Lyrics & Meaning | Verified

オンライン英会話のノンネイティブ先生のしゃべりに困ることはほとんどないです。ごくたまに、めちゃくちゃ速いスピードで複雑な話をされたり、変わった言い回しをされると「?」となることがある感じ。

ボキャブラリー

CEFR:B2~C1

CEFR(セファール)の表
表出典:文部科学省

語彙数を計測してみました。Test Your Vocabularyでは、8,640語という結果に。

CFERのレベルに応じた語彙数の正式データはないのですが、インターネットで調べた限りだと、8,000~10,000でC1程度のようです。

Test Your Vocabulary結果

ちなみに英語学習者で最も多いのは4,500語辺りで、全体の平均は7,826語とのこと。平均より少し多いくらいですね。

The largest proportion of respondents (4.7%) know 4,500 words (or are in the range from 4,250–4,749, technically). Looking at it another way (not displayed on the chart), the median vocabulary size for all respondents is 7,826 — half know more, half know less.

Test your vocab: the blog

Ghent Universityでは「英単語の37%を知っている」と出ました。ここには「第二言語話者としては高いレベル」と書かれています。具体的にどのくらいなのかは謎……。

Ghent University語彙力テスト結果

感覚としては、ニュースサイトや簡単なレベルの小説などは、もちろん知らない単語が出てくることは多々あるものの、その割合が低いために困難なく読むことはできます。

ちなみにVICEやi-Dが好きでよく読むのですが、この2つはオシャレ系なので結構ムズい。単語の意味を調べる回数も多いですね。

リーディング

CEFR:B1~B2

CEFR(セファール)の表
表出典:文部科学省

WPM(Words Per Minute)を計測してみました。つまり1分間にどれだけ読めるかということです。

日本速脳速読協会では「中学1・2年生用」で158WPM。

日本速脳速読協会の英語読解速度テスト結果
日本速脳速読協会の英語読解速度テスト結果

そして「難関私大入試」で126WPMでした。

日本速脳速読協会の英語読解速度テスト結果
日本速脳速読協会の英語読解速度テスト結果

Reading Lengthの「Easy or Elementary Reading Tests」では134WPM、「Moderate or High School Reading Tests」では131WPMという結果に。

海外サイトの文章の方がどう考えても難しかったです。にもかかわらずこちらの方が「難関私大受験」よりWPMの値がよかったのは、おそらく文章の種類が原因です。Reading Lengthに使われている文章は小説だったので、なんとなく読み進めている部分があったような気がします。

ここからCEFRを割り出すのはちょっと難しいですが、いろいろ調べた結果、やっぱり「B1~B2」くらいかなと。

スピーキング

CEFR(セファール)の表
表出典:文部科学省

CEFR:B1~B2

DMM英会話には「スピーキングテスト」というものがあります。発音、読解、描写などのタスクをこなし、講師にレベル判定してもらうものです。

私は英語学習2000時間を達成する1か月前、2019年10月に中級のスピーキングテスト「Advanced Speaking Test 01」を受けました。スコアは30点満点で、結果は29点でレベル8。一応このテストでは最高レベルです。……だいぶ甘いなと思いましたが。

公式でレベル8は「英検準1級/TOEIC850」とされているので、CFERではB1~B2レベルです。

DMM英会話「スピーキングテスト」結果

なお、EF SETの簡易スピーキングテストもやってみました。スコアのようなものは出ませんが、これもなかなかいい結果に。見てみると「re」や「w」の発音に問題がありそうですね。

EF SETのスピーキングテスト結果

実際にスピーチをしてみるとこんな感じ。事前に話すことだけを決め、なにも見ずにしゃべっています。

下記リンクには、文章の読み上げ音声や実際のレッスンの音声も掲載していますので、ご参考までに。

ライティング

CEFR:B2~C1

CEFR(セファール)の表
表出典:文部科学省

ライティングに関しては、たまに添削サイト『Fruitful English』を利用するくらいで、ほぼなにもやっていません。

ちなみにネイティブ講師に添削してもらったらこんな感じの指摘が入りました。

『Fruitful English』での英文添削内容
『Fruitful English』ネイティブ講師による添削結果(Wordで作成)

指摘された項目

  • supporting musicians→冠詞「the」が必要
  • one of his anthems "LOSER"→"LOSER," one of his anthems,
  • string instruments intro→冠詞「a」が必要
  • (continuous cheer) which ~→非制限用法にする(コンマを付ける)
  • vocaloid→最初の文字は大文字
  • the (two huge screens)→冠詞「the」不要
  • hidden deep into the hood over his head→completely covered with the hood

凡ミスもありますし、ものすごく簡単な文章です。レベル判定は「Lv4 ほとんどネイティブの書いた英文と同じレベルに達しています。」をいただいていますが、面白いライティングでもなんでもありませんしね。

添削前の文章をDuolingoで測定したらB2。

Duolingoでの英文添削スコア

Text AnalyzerでチェックしたらC1でした。かなり甘い気はします。

Text Analyzerでの英文添削スコア

まとめ:すべて「まあまあできる」

ピースのハンドサイン

今回の調査の結果、英語を2000時間勉強した私は「B2」辺りのレベルであることがわかりました。無料の簡易テストで計測しただけなので、参考程度ではありますが。ちなみにウェブサイト一覧はこちら。

2019年、オンライン英会話に尽力したおかげで、ずっと苦手だったスピーキング力は当初に比べたらずいぶん伸びましたね。つまりすべてのスキルが「まあまあ」に落ち着いている状態。

なにをもって「英語をマスターした」と言うべきなのかも個々の判断によりますし、受験勉強を必死にやってきた方などには「英語学習2000時間の法則」も当てはまるかもしれませんが、あまり現実的ではない気がします。

なにはともあれ、ここを抜けるか抜けないかで、だいぶ違うような気がしますね。この壁を越えるのが難しそうですが果たして……。また3000時間を達成したときに、今度はTOEICや英検なども受験して検証してみたいと思います。

-英語の豆知識
-, ,

Copyright© HALENG(ハレング) , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.