カランメソッド全ステージ制覇、実体験に基づく効果&特徴まとめ | HALENG(ハレング)

カランメソッド全ステージ制覇、実体験に基づく効果&特徴まとめ

  • カランメソッドに効果はあるの?
  • 費用と時間はどのくらいかかる?
  • 英語初心者でも大丈夫?

こんな疑問を解決します。

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カランメソッド全ステージ制覇、実体験に基づく効果&特徴まとめ

2018年12月からQQEnglishにてカランメソッドを始め約一年、無事にステージ1~12を制覇しました。なんたる解放感……! とはいえ、ほぼ毎日受け続けていたので、いざ終了するとちょっぴり寂しかったりして。

カランメソッドを始めるまで、オンライン英会話は一切やったことがありませんでした。なにを隠そう、根暗・コミュ障・人見知りの三拍子。知らない外国人と英語で話すなんてめちゃくちゃハードルが高いじゃないですか。

こちとら知らない日本人と話すだけで大変なんですよ……。始める前はガクブルしながら情報収集に明け暮れました。

が、そのとき欲しかった情報をいっぺんに得られなかったので、僭越ながらカランメソッドをマスターした者として、私なりに効果や特徴などをまとめてみることにしたのでした。

  1. カランメソッドの基本情報
  2. オンライン英会話のスクール選び
  3. 実際にかかった時間&費用
  4. 体感できた効果
  5. 向いている人と向いていない人
    1. 単語や文法などの基礎知識がある。
    2. スピーキングが超苦手。
    3. 復習する時間の余裕がある。
    4. 根暗・コミュ障・人見知り。
    5. 教科書とかをコツコツ進めるのが好き。
    6. イギリス英語が(で)いい。
  6. スピーキング力以外の効果
    1. 根暗・コミュ障・人見知りが改善する。
    2. 文法を学べる。
    3. 舌が回るようになる。
  7. 知っておきたいデメリット
    1. 時間がかかる。
    2. 先生によって授業の質が大きく左右される。
    3. 質問の練習が出来ない。
  8. どこまでやるべき?

カランメソッドの基本情報

イギリスで誕生した「短時間で英語を習得できるメソッド」 。一問一答スタイルで、ステージ12まであります。詳しくは下記リンク等を参考にしてください。

ロンドンで誕生以来、50年以上にわたり、世界中で支持されてきた「カランメソッド」。徹底的に反復するよう設計された特訓法の英語学習方で、他の学習方法と比べ、1/4の学習時間でケンブリッジ試験に合格できることが実証されています。

https://www.qqeng.com/callan_method/

ともかく、私が一言で説明するとしたら……。

カランメソッドとは

 知っている英語を口から出せるようにする訓練
 知らない英語を一から学ぶ教材

なぜ教材ではなく訓練なのか、その理由は下記で。とりあえず授業のデモンストレーション映像を参考までにどうぞ。

QQEnglish "Callan Method" Demonstration

オンライン英会話のスクール選び

カランメソッドを受講出来るオンライン英会話スクールは多くありますが、いろいろ調べたところ、私にとっての最低条件は「正式認定校である」ということでした。

その方がやっぱり安心ですし、 なによりネイティブの音声を聞くことが出来る公式アプリは正式認定校の受講者しか使えないことが決め手でしたね。ということで以下に絞られます。

カランメソッド正式認定校

  1. QQEnglish
  2. ネイティブキャンプ
  3. ジオスオンライン

この3社を比較し、私は最終的にQQEnglishを選びました。

QQEnglishの特徴
  • オンライン英会話スクール初のカランメソッド正式認定校。
  • 授業料が一番安上がり(ステージ1より毎日受講した場合)。
  • 講師が全員正社員のオフィス勤務のため初心者(人見知り)には安心。

なお、私の入会後に値上げされれていますが、ステージ1より毎日受講した場合、かろうじてまだQQEnglishが最も安いです(2019年12月現在) 。

ただ、ネイティブキャンプは通常の英会話レッスンが受け放題のスクールなのと、個人のレベルに応じてステージの途中から始められるので、これらを加味するとネイティブキャンプの方が安いという考え方も出来ます。

QQ English&ネイティブキャンプの特徴比較

QQ English ネイティブキャンプ
授業料(税込)
(2019年12月時点)
月額10,450‬円
(毎日プラン)
月額6,480円+予約料
合計約12,480‬円
(毎日受講した場合)
予約 無料 有料
(ノンネイティブ:1回200円)
予約上限 1レッスンまで
(授業終了後に次回予約可)
20レッスンまで
(同じ講師は4レッスンまで)
スタート位置 全員ステージ1から レベルに合ったステージから
通常の英会話授業 受講可
(カランメソッドの代わりに)
受け放題
授業方法 独自システム 独自システム
体験レッスン 2回
(日本人ガイダンス付き)
7日間受け放題

とりあえず体験レッスンはどちらも無料ですので、受講してみて決めるのがいいと思います。

どちらか悩んでいる英会話初心者の方は、QQEnglishの体験レッスンから始めることをオススメします。1回目の無料レッスンには日本人スタッフによるガイダンスが付いており、もちろん日本語で説明してくれるので、いきなり外国人と話すよりは気持ちが楽です。

実際にかかった時間&費用

授業料が月額ということは、もちろん早く終わらせれば安く済みます。とはいえ一日も休まず毎日受けるのは厳しい……。私が実際にステージ12を終えるまでにかかった時間と費用はこんな感じです。

 
カラン制覇にかかった時間&費用
レッスン総数544コマ
レッスン総時間 13,600分(約227時間)
電子版テキスト代 1620円 × 12冊=19,440円
授業料 約10,000円 × 12か月=120,000円

巷では「全ステージを終わらせるのに150時間~200時間」、つまり「毎日1コマ(25分)受けて一年以上」と言われているようですが、実際には227時間でした。

ポイント

全ステージ終了するのにかかった期間は11か月(毎日受講だと9か月の計算)

一般的に言われている概算より長めです。先生にはよく「進みが早い」と言われていたので、特別遅くはなかったと思いますが……。

そして私は2018年末の料金改定前に滑り込みでQQ Englishに入会したため、月額約10,000円で毎日2コマ (25分 × 2)受講することが出来ました。

現在(2019年12月時点)は値段が上がり、同料金で1レッスンですので、これから始めると単純計算で時間も費用も倍はかかることになります。

「長ぇし高ぇな……」

こんなに時間もお金もかけてやってられないという方は、ネイティブキャンプの方がとっつきやすいかもしれません。

というのも、英語力に関係なく、QQ Englishは全員がステージ1からのスタートとなるんですよね。私はステージ1から始めてよかったと思っていますが、このシステムが向かない人もいるかと思いますので。

さらに、私はレッスン中にやる意味があるのか疑問だった「Reading」、そして「Dictation」もすべて律儀にこなしましたが、不必要であれば先生に要望を出してみるといいかもしれません。リーディングに関しては本気でいらなかった(笑)。対応してもらえるかはわからないですが。

お金の問題に関しましても、ステージ半ばからスタートし、不必要なものを削っていけば、最終的にもっと安上がりになるかと思います。とりあえずオンライン英会話自体は全体的に値上がり傾向にあるので、始めるのであれば早いに越したことはないですね。

カランメソッドのPCアプリ画面

なお、上記表のテキストも増税前の値段ですので、現在は値上がりしています。そして私は電子版を買ったのですが、アプリ上で使えるebookはアカウントの有効期限が切れると見れなくなってしまうので、若干高めでもペーパーバック版(紙の本)をオススメします。

体感できた効果

個人的には心底、やってよかったなあ、と思っています。

私はカランメソッドと並行して、DMM英会話で普通の英会話も受けていましたが、カランメソッドで習ったことが役立ったことは多々。

とにかく英語を口から出しまくったおかげで舌が回るようになり、しゃべりながら英文を構築するプロセスにもかなり慣れました。冠詞など細かいところにも気が回るようになったかな。

ところが、一概に「効果あり」とか「効果なし」とかは答えられないのが正直なところ。もう一度、カランメソッドはなんたるかを確認しましょう。

カランメソッドとは

知っている英語を口から出せるようにする訓練
知らない英語を一から学ぶ教材

まず、カランメソッドは「耳で聞いて一からしゃべれるようになる」というような売り文句がありますが、これは誇大広告ですね。

極端な例になりますが、仮に「what」や「this」の意味がわからないとなると、ステージ1で躓きます。もちろんステージが進むにつれ徐々に難しくなっていくので、基礎は事前に抑えておいた方がいいです。

いきなり「アラビア語のカランメソッドを受けろ」と言われたとしたら、どう考えても無理ですよね。チンプンカンプンのまま、リピートすら出来ずに終わってしまうかと思います。

とはいえ、たまに「まったく効果がない」と謳っている記事なんかも見受けられますが、それは「カランメソッドだけをやっていてもペラペラにはならない」という意味であって、確実に効果はあります。

前述した通り、カランメソッドはあくまでも「知っている英語を口から出せるようにする訓練」でしかありません。なので「カランメソッドが向かない人」や「カランメソッドをやる必要がない人」はもちろん存在します。

向いている人と向いていない人

では、どんな人に効果的なのでしょうか?

なぜ自分には効果があったのかを考えてみると、カランメソッドに向いている人の特徴がいくつか思い浮かびました。

カランメソッドに向いている人

  1. 単語や文法などの基礎知識がある
  2. スピーキングが超苦手
  3. 復習する時間の余裕がある
  4. 根暗・コミュ障・人見知り
  5. 教科書とかをコツコツ進めるのが好き
  6. イギリス英語が(で)いい

単語や文法などの基礎知識がある

とにかくまずは基礎知識をつけるのが大事。とてつもなく地味で当たり前のことですが、何事も土台がしっかりしていないとダメです。

これは個人的な目算ですが、仮に全ステージを終えるのであれば、TOEICなら600点以上を取れるくらいが理想だと思います。

が、ギリギリ出来るステージまで挑戦するのであれば、ほとんど英語の勉強をしたことがない初心者の方でも大丈夫です。前述したように「This is a pen.」や「This pen's long.」に少しでも困惑するレベルではかなり厳しいですが。

スピーキングが超苦手

参考までに、私が数年のブランクを挟む前、2016年くらいに受けたTOEIC最高得点は845点。例えば村上春樹やカズオ・イシグロなどの英語小説も、ざっと理解して読めました。

そしてスピーキング力は「ほぼゼロ」。始める前は、授業映像や後半ステージの設問を見て「いやいや、これは無理じゃね?」と思いました……。

まあ、それでも気づいたら全ステージを終えていたので、たぶんそんなものです(笑)。そんなに気負う必要はないかと思います。

復習する時間がある

カランメソッドの授業では、毎回7ページ(11&12ステージは4ページ)分の復習パートがあります。だいたい最初の10~15分程度ですかね。

自分で復習をしておかないと、このパートでつまづくとなかなか先に進めませんし、ただ先生をリピートするだけになってしまいます。

個人的に、最初は簡単なので復習はしていませんでしたが、ステージ3辺りから毎回の復習を心がけるようになりました。

一日の流れ
  • 前日+αの復習(約30分)
  • 授業1(25分)
  • 授業1 +α の復習(約30分)
  • 授業2 (25分)

復習時間は削ったり増やしたり、臨機応変に対応していましたが、基本的には毎日このルーティーンを行っていたおかげで、比較的サクサク進み、難しすぎてつらい、ということもありませんでした。

もちろん時間がない方はもっとシンプルに復習を行っていいと思いますが、復習は途中で挫折しないためのポイントになるかと思います。

ちなみに予習は一切しませんでした。が、あまりにも難しいと感じる方は、始まる前に知らない単語の意味だけ調べておくといいかもしれません。

根暗・コミュ障・人見知り

なにより私が強くカランメソッドを勧めたいのは、この方たち……! おしゃべりが苦手な(私のような)あなたです。

話し下手な人の特徴

  • なにを話せばいいのかわからない。
  • なにより話すこと自体があまり好きではない。
  • よく聞く「文法なんか気にせずとにかく話す」勇気がない。

カランメソッドは絶対に先生から質問を投げかけてくれます。そして生徒はそれに決まった形で答えることになります。コミュニケーション力など一切必要なし。

たまに自分で回答を考えなきゃいけない場合もあるにはあって、中には「知らねえよ……」みたいな設問もありますが、こんなのはテキトーに答えてOK。

カランメソッドは「会話」でなく、あくまで「メソッド」なので、嘘をついてもまったく問題ないです。

よく耳にする「人と人と繋がり云々~」といった前向きな意見は参考にしつつ、とりあえずガン無視を決め込みましょう。

ちゃんとしたコミュニケーションについてはあとで考えればいいんです。私たちはとりあえず語学力を伸ばしたいだけなんですから……。

教科書とかをコツコツ進めるのが好き

カランメソッドはとにかく地味。同じプロセスをひたすらずーっと続けていくタイプの授業です。自分から積極的に会話を展開したい、といった人にとっては退屈極まりないかもしれません。

イギリス英語が(で)いい

イギリス式のメソッドですので、もちろんブリティッシュ・イングリッシュ。代表格は「have got(=have)」ですね。日本人が学校で習うのはアメリカ英語なので、少し戸惑うこともあるかもしれません。

スピーキング力以外の効果は?

スピーキング力の向上だけでなく、カランメソッドには副次的な利点もいくつかありました。

カランメソッドの副次的な利点

  1. 根暗・コミュ障・人見知りが改善する
  2. 文法を学べる
  3. 舌が回るようになる

根暗・コミュ障・人見知りが改善する

根暗・コミュ障・人見知りだからこそ相応しいカランメソッドで、根暗・コミュ障・人見知りが少し直った……気がします。

機械的に英語で話すことで、話すこと自体に慣れていき、少なからず自信はついたのかな。最初の「How are you?」で緊張していたころが懐かしい。こんなやりとりもありました。

今日の予定は?

う~ん、特にないです

ええ! なんで!? 出かけたりしないの?

え、あ、そうですね……平日だし(休日もなんもないけど)

友だちとディナーでもすればいいのに!

トモダチ……?

こっちは引きこもりですから滅多に予定なんかないんですよ。でも特にフィリピン人は明るく社交的な方が多いので、一日家でじっとしているなんてありえない、という人もたまにいます。

なので、ちょっとしつこそうなタイプだなと思ったら、いまや笑顔でこう。

トモダチ! トモダチとお出かけ~~♪

こんな度胸(?)というか大胆になったのは結果的にはよかったと思います。

文法を学べる

カランメソッドは文法パートがわかりやすいです。例えば英語学習者であれば誰でも疑問に思ったことがあるに違いない現在完了形。その説明(一部)はこんな感じ。

現在完了形の説明

  1. We use it to talk about our experiences.
    =経験について話すとき。
  2. We also use the present perfect to talk about the duration of an action up to now.
    =現在まで続いている行動の期間について話すとき。
  3. We can also use the present perfect to talk about the result now of a past action.
    =過去の行為がもたらした現在の結果について話すとき。

こういった基本の文法以外にも「へ~~」と思う文法がわりと多い。簡潔な説明に例文や設問がついてくるので、すっと頭に入ってきます。

もちろんすべて英語で説明されるので、文法用語は嫌でも覚えます。上記にあるように「現在完了形」は「present perfect」ですね。

普通の英会話を受講していても、文法用語がわかると先生に聞きやすいです。先生によっては文法用語をつかってくることもありますしね。

舌が回るようになる

実際に英語を話すようになって実感したのが、たまに目にする「口の筋肉を鍛えなければいけない」ということでした。

簡単な単語で、発音が難しいわけでもないのに、文章を読んでいるとつまづく瞬間というのが本当によくありました。口の動きが音に追いつかないんですよね。

でもカランメソッドをやっているうち、英文を声に出して読むのが苦ではなくなりました。さすがに約227時間もひたすら口を動かしていれば鍛えられますね。

知っておきたいデメリット

カランメソッドのデメリット

  1. とにかく時間がかかる
  2. 先生によって授業の質が大きく左右される
  3. 質問の練習が出来ない

とにかく時間がかかる

前述した通り、私はたまに休みながら進めて11か月かかりました。全ステージを終えるするにはとにかく根気が必要です。なので制覇とは言わず、少しだけやってみるというのも手かもしれません。

先生によって授業の質が大きく左右される

特殊なセンスが必要とされるメソッドなので、先生にも向き不向きがあります。授業中はテキストを見られず、先生の発音だけが頼りになるため、普通の英会話ではさほど気にならない訛りが致命傷になることも……。

例えば私はこんなことがありました。

リピート・アフター・ミー、「ヤッチ」

ヤ、ヤッチ …… ?(なんだろう。知らないなあ)

この単語の意味は云々……

ん? ああ、なんだ「yatch」か……

これが説明中でなくて質問中に起こると混乱します。もちろん先生の技量だけでなく、相性もあるので、こればかりは受けてみないとわかりません。

さらに音声や接続が不安定だとかなりキツイです。QQ Englishの先生方は全員オフィス勤務なので、繋がらないことは一度もありませんでしたが、自分が話すと先生の声がかき消される、とういう状況はたまにありました。本来は対面でやるべきメソッドだとは思います。

質問の練習が出来ない

先生の質問に答える形でずっと進むので、自分から質問する機会はありません。もちろん常に質問を耳にはしていますし、質問の作り方に関する文法パートはあるので、少しは勉強になりますが、練習にはなりませんね。

どこまでやるべき?

私が調べた限りでは、「ステージ4~6辺りまで」という意見を多く見ました。最初はそういうものだと思っていたので、必要ないと思ったら途中で離脱する気でいましたが、実際やってみたところ驚き。

ステージ12も普通に使うような英語ばっかりじゃん!

本当に「ステージ4までで日常会話は十分」というのは納得出来ない……。私の日常会話のレベルってそんなに高かったの……? 

いや、絶対にそんなことはないので、巷の「最後までやる必要はない」という噂(?)は「途中で止めてもやる意味はあるよ」くらいの意味じゃないでしょうか。

最後までやらないよりは最後までやった方がいいし、かといって最後までやらないと意味がない、というわけでもないです。


さて、いかがでしょうか? これからカランメソッドを始めるか悩んでいる方、カランメソッドを悩みながら進めている方の参考になれば幸いです。

カランメソッド正式認定校

  1. QQEnglish
  2. ネイティブキャンプ
  3. ジオスオンライン