音楽

米津玄師「パプリカ」海外の反応は? 英語版を外国人に聴かせてみた

  • 米津玄師の楽曲に対する世界各国の人の感想を知りたい
  • 「パプリカ」のレビューが読みたい
  • J-POP/J-ROCKの海外人気度が気になる

こんな方を対象にした記事です。

記事のテーマ

米津玄師「パプリカ」海外の反応は? 外国人に英語版を聴かせてみた

ここ日本には素晴らしい音楽がたくさんありますが、実際のところ海外ではほとんど聴かれていないのが現状です。

そこでこのブログでは、海外の反応を調査すべく「邦楽を聴かせてみた」シリーズを勝手に始動。完全なる個人の趣味で、さまざまなJ-POPおよびJ-ROCKについての感想や意見を調べていきます。

今回、DMM英会話でランダムに選んだ5か国の人に、米津玄師プロデュースによるFoorin「パプリカ」の英語バージョン、Foorin team E「Paprika」を聴いてもらいました。

ミュージシャン&楽曲情報

Foorin team E - Paprika(Full)

平成から令和を席巻している時代の寵児、米津玄師。いまでは彼の名を知らない人はいないでしょう。もともとはハチ名義でボカロ曲を制作、ニコニコ動画などでその名を轟かせていましたが、いまではすっかり国民的大スターとなりましたね。

そんな米津玄師の作詞・作曲・プロデュースによるFoorinの楽曲「パプリカ」は、2020年に向けた「<NHK>2020応援ソング」として制作され、2018年8月15日にCDリリースされました。

その後、米津玄師によるセルフカバーや、Foorin楽団によるものなど、多くのバージョンが制作されていますが、その中のひとつがFoorin team Eによる「Paprika」です。

英語がネイティブの子どもユニットであるFoorin team E。MVでは5人のメンバーが可愛らしいダンスを披露していますが、彼らが歌う「Paprika」はオリジナルの日本語歌詞をネルソン・バビンコイが翻訳した全編英語歌詞となっています。

果たして外国の方の耳にはどのように響くのでしょうか。

DMM英会話について

DMM英会話のウェブページ
画像出典:DMM英会話

今回の調査に利用したのは、110か国以上の多国籍な講師が在籍しているDMM英会話。

いろいろな国のことを知りたい人、世界のニュースについて生の意見を聞きたい人にはぴったりのオンライン英会話スクールです。無料体験では2レッスン受講可能となっています。

\110か国以上の多国籍な講師/

各国のリアクション

今回はランダムに選んだ以下5か国の先生たちにご協力いただきました。

  • 🇵🇭フィリピン
  • 🇰🇪ケニア
  • 🇵🇰パキスタン
  • 🇧🇿ベリーズ
  • 🇷🇸セルビア
Foorin team E「Paprika」調査対象国マップ
Foorin team E「Paprika」調査対象国

フィリピン

フィリピン国旗

国名:フィリピン共和国
地理:東南アジア
首都:マニラ
言語:フィリピン語および英語(公用語)など
人口:約1億人

フィリピンの位置

パプリ~カ♪ ……なんでパプリカなの? 香辛料……。

話を聞いたのは20代の女性講師。この「香辛料……」という呟きが私はよくわからなかったのですが、海外で「paprika」と言うと、私たち日本人が思い浮かべるカラフルな実ではなく、辛みのあるパウダー状の香辛料を指すんですね。

英語版ウィキペディアの「paprika」ページのメイン画像はこれです。

画像出典:Wikipedia

同ページに掲載されている「パプリカの実」の写真にはこんな文章が添えられています。

The various shapes and colors of the peppers used to prepare paprika
パプリカ(paprika)の材料となるいろいろな色と形のペッパー(peppers)

Wikipedia「paprika」

こうなってくるとぜんぜんイメージが違いますね。日本語でも「なぜパプリカ?」とは思いますが、それが香辛料となるとポップでもないですし。

ちなみに「パプリカ」は英語で「pepper」「bell pepper」「sweet pepper」など。ピーマンと同じですが、色で区別して「green pepper」や「red pepper」などとも言います。

意味はわからないけど、一緒に口ずさむのにはいいですね。メロディとリズムはすごくキャッチーだし。

聴き終わった瞬間にサビの「パプリ~カ♪」を口ずさんでくれていましたし、耳に残るのは確かなようです。

ケニア

ケニア国旗

国名:ケニア共和国
地理:東アフリカ
首都:ナイロビ
言語:スワヒリ語および英語(公用語)など
人口:約5000万人

ケニアの位置

とっても素敵。キャッチーでハッピー。子どもが歌いやすい歌詞だと思いますね。大人も子どもが楽しく歌って踊ってるのを見て楽しめそう。

話を聞いたのは20代の女性講師。彼女は子どもが好きなようでMVも楽しんでくれたようでした。

もしかしたら「パプリカ」って誰かの名前なのかもね。

それを踏まえて英語のリリックを再読してみると、確かに名前と捉えてもおかしくない感じですね。呼びかけている風というか。おそらく彼女も香辛料を思い浮かべて「?」となって考えてくれたのでしょう(笑)。

Paprika, when our flowers start to bloom
Put the seeds into your hands and throw them in the sky
Paprika, we can make our dreams come alive
Rain or shine, we'll find a way to play another day

「Paprika」英語歌詞

ちなみに実際のところ「パプリカ」に意味はないそうです。マイナビのインタビュー記事では、タイトルの由来に加えて、「意味がない=なにも考えてない」と思われることに対しての危惧なども語られています。

――曲名の「パプリカ」はどうでしょう?
音の響きですね。パプリカという物自体のポップな感じ、かわいい感じもあって。

米津玄師、子供たちへの祝福を願った「パプリカ」誕生秘話

この「物自体のポップな感じ」が英語だと失われてしまっているのが残念ですね。

なお、Japan Todayの記事では「パプリカ」というタイトルについて言及されており、そこには「日本語でもタイトルの意味はよくわからないから英語でも一緒」と書かれていますが、さすがにちょっと違う気がします。

Even the slightly confusing title of “Paprika”–which in Japanese refers to the bell pepper plant rather than the spice blend that it’s known as in English–was kept intact, because ironically “bell pepper” just doesn’t have the same ring to it.
タイトルの「paprika」は些か分かりづらいものの、それによる影響は特にない。日本語の「パプリカ」は香辛料ではなく植物(the bell pepper plant)を指すが、どちらにせよピンとはこないわけである。

Japanese hit song 'Paprika' goes global with English version by new singers and dancers

パキスタン

パキスタン国旗

国名:パキスタン・イスラム共和国
地理:南アジア
首都:イスラマバード
言語:英語(公用語)、ウルドゥー語(国語)など
人口:約2億人

パキスタンの位置

とってもいいですね。元気をもらえます。すごく自然に歌って踊ってるし、カラフルだし。特に子どもたちは好きだと思います。

話を聞いたのは20代の女性講師。やっぱり子どもは強いです。

ただMVがなかったら魅力に欠けるかも。楽曲自体はいいと思うけど、歌詞に脈略がないし、韻もあんまり踏んでないし。

確かに韻(ライム)は弱いです。ただオリジナルの歌詞の意味やメロディなど、すべてを考慮した上での素晴らしい翻訳だとは思います。最初聞いたときは感心しちゃいました。

とはい外国人からしたらオリジナル歌詞のことなんか知ったこっちゃないので、本気で世界へ届けることを考えるなら、日本語とは違うリリックを英語用に書くべきなのかなとは思います。

ベリーズ

国名:ベリーズ
地理:中央アメリカ北東部
首都:ベルモパン
言語:英語(公用語)など
人口:約37万人

ベリーズの位置

すごくキャッチーですね。子どもが好きそう。喜んで一緒に踊りそうな気がする。

話を聞いたのは30代の男性講師。娘さんがいるとのことでした。

でも同じ曲を繰り返し聴かされるのはもううんざりだから、あんまりハマってほしくないな(笑)。Baby Shark, doo doo doo doo doo doo♪……こういうのはもう嫌だ。クレイジーだよ。

私は知らなかったですが、世界中で流行った曲みたいですね。2019年の米ビルボード「Hot 100」年間チャートで75位にランクインしているとか。

これに比べたら「パプリカ」はかなり複雑な楽曲。だからこそ日本では大人も魅了されているわけですが……。

ベリーズを含むカリブ海の国は文化がまったく違うから、大人にはちょっとどうかな。日本文化が好きな人はいっぱいいるから、ある程度人気は出るかもしれないけど。例えばアメリカでの方が受け入れられるかもしれないですね。

全員口をそろえて言うのは「子どもがカワイイ」とか「子どもが好きそう」とかですね。この反応は予想通りです。

セルビア

セルビア国旗

国名:セルビア共和国
地理:南東ヨーロッパのバルカン半島
首都:ベオグラード
言語:セルビア語(公用語)など
人口:約700万人

セルビアの位置

なるほどね。すべての人種が一緒にっていうコンセプト?

話を聞いたのは30代の女性講師。彼女にはこちらのワールドビデオを観てもらいました。

Foorin team E - Paprika (world video)

……セルビアはないのね(笑)。このMVを観てたら自分の国を探すと思うけど、見つからなかったらショックを受けそう(笑)。もちろん全部の国を入れるのは不可能なんだけどね。

調べてみたら、世界五大陸の27か国、29都市の子どもたちが参加したとのこと。確かに自分の国がなかったらちょっと「なんだー」とは思っちゃうかも。

まとめ:大人もほっこりする「子どもの歌」

「パプリカ」海外の反応

  1. 「パプリカ」は香辛料を思い浮かべるからめっちゃ謎
  2. 子どもは一緒に歌って踊って好きになりそう
  3. 元気な子どもたちを見ているのは楽しい
  4. ダンスパフォーマンスが重要
  5. 大人に人気が出る感じではない

おそらく受け入れられないだろうなと思っていましたが、せっかく英語バージョンがあるので今回調査してみました。反応は思ったより上々ですが、あくまで「子どもの歌」という認識です。

あと、英訳も映像も努力されていることはわかりますが、本気で海外へ届けたいのなら日本のことは完全に忘れるべきだったかなと。個人的には英語版やワールド版としてアップしておきながら、なぜYouTubeの説明文が日本語メインなのかも疑問が残ります……。

とはいえ日本国内へのアピールとしては大成功。これを狙っていたのだろうなとは思います。あと子どもへの愛着は世界共通ですね。ハッピーでピースフルなメッセージが真っすぐに届きます。


英語の勉強だけでなく、今回のように世界各国の人々に話を聞くことができるのは、110か国以上の多国籍な講師が所属するDMM英会話の大きな魅力。

無料体験は2レッスン受講可能ですので、ご興味があればぜひ受講してみてください。

\110か国以上の多国籍な講師/

貴重な生の声を聞かせてくれた先生には心より感謝します。

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