ロシアのインターネット規制の実態は? 正教会などについても聞いた | HALENG(ハレング)
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ロシアのインターネット規制の実態は? 正教会などについても聞いた

  • ロシアのインターネット事情ってどんな感じ?
  • ロシア正教会が国民に及ぼす影響は?
  • ロシア人は政府にどんな思いを抱いてるの?

こんな疑問を解決する記事です。

記事のテーマ

ロシアのインターネット規制の実態は? 正教会などについても聞いた

🇷🇺ロシアが自国のインターネットシステムの接続実験に成功しました。世界のインターネットから切り離したもので、情報鎖国化への新たな一歩を踏み出したとも捉えられます。

というわけで、このニュースについてロシア人に話を聞いてみました。

DMM英会話について

DMM英会話のウェブページ
画像出典:DMM英会話

今回の調査に利用したのは、110か国以上の多国籍な講師が在籍しているDMM英会話。

いろいろな国のことを知りたい人、世界のニュースについて生の意見を聞きたい人にはぴったりのオンライン英会話スクールです。無料体験では2レッスン受講可能となっています。

\110か国以上の多国籍な講師/

デイリーニュース(Daily News)

DMM英会話「Daily News」
画像出典:DMM英会話「Daily News」

教材もたくさん揃っていますが、私が普段から愛用していて、この記事を書くにあたっても使用したのが「Daily News」。

参考 DMM英会話 デイリーニュースDMM英会話

こちらは世界中のニュース記事をちょうどいい長さに改編し、ボキャブラリーやディスカッションパートを追加したもので、基本的には毎日3記事更新されます。DMM英会話の豊富な教材の中でも一番人気です。

基本的な進め方としては、記事内に出てくる難易度の高い英単語の意味&例文を確認、英文記事を音読、記事の内容に関するクエスチョンパートがあればそれをやり、その後はディスカッションになります。

それぞれの記事はレベル5~10にレベル分けされており、ソートも出来るので、自分の実力に合わせて選ぶことが可能。教材についての詳細は下記リンクをご参照ください。

\110か国以上の多国籍な講師/

ロシア人講師とレッスン

ロシア国旗

国名:ロシア連邦
地理:ユーラシア大陸北部
首都:モスクワ
言語:ロシア語(公用語)など
人口:約1億4000万人

ロシアの位置

今回はDMM英会話のデイリーニュースより「Russia Tests Russia-Only Internet」を使用しました。

参考 Russia Tests Russia-Only InternetDMM英会話 デイリーニュース

Telegram規制の失敗

アプリ『Telegram』の画面

ひどいニュース。でも成功するかはわからないですね。数年前、テロの温床になってるからっていう理由でTelegramを規制しようとして、これは失敗してるんです。

話を聞いたのは20代の女性講師。もしかしたらロシア批判みたいに聞こえて気分を害してしまうかも……と危惧したこの話題でしたが、真摯に、真剣に、そして優しく、インターネット事情から正教会などについても教えてくれました。

Telegramは、ロシア発の暗号化メッセージングアプリ。テロ活動に悪用されているのは本当で、イスラム国(IS)の通信手段だったことも明らかになっています。

2018年、ロシア政府はこのTelegramを禁止したものの、実際のところ規制に失敗しています。どうやら検閲を避けるためによく使われる「ドメイン・フロンティング」というテクニックで抜け道が作られているようです。

参考 This is why Russia's attempts to block Telegram have failedWIRED

なお、ロシアや中国など、インターネット規制の厳しい国では、私もたまに使用するVPN(virtual private networks)を使って規制を回避することが出来ます。ただ、今回実験に成功した“閉鎖的インターネット”が施行されると、このVPNも無効になるようです。

VPNの接続画面
VPNの接続画面

家族とか友だちとかと政府批判はもちろん出来るけど、SNSなんかでは法律で禁止されてるから絶対言えないんです。本当にひどい。「好きじゃないからダメ!」なんて勝手すぎますよ。

「フェイクニュース」と「侮辱」の禁止

燃えている新聞を読む人

昨今、ロシアはとにかく本格的なインターネット規制へと動いている模様。2019年3月には「フェイクニュース禁止法」と「侮辱禁止法」を制定するなど、さまざまな動きで波紋を呼んでいます。

なお、どちらも違反者には罰金刑が課せられており、フェイクニュースに関しては約50万円から、ロシア憲法や国家権力に対する不敬に関しては約15万円から。再犯を繰り返せば禁固刑もあるみたいですね。

参考 Russia laws ban 'disrespect' of government and 'fake news'BBC

教会建設への反対運動

モスクワ・赤の広場にある聖ワシリイ大聖堂

独自インターネットの件についてもデモは起こると思うけど、政治家も軍も一般市民の敵だから、たぶん刑務所へ入れられて終わり。私たちの声なんかぜんぜん聞いてくれない。ゆいいつ成功したのは教会建設に対するデモかなあ。公園を教会に変える計画だったんですけど。

ロシアのキリスト教は正教会(Orthodox Church)。2010年に大規模な教会建設案が出て以来、10年間で約10000堂の教会が建てられたとのこと。

2019年、エカテリンブルグの公園で行われた教会建設への反対運動では26人が逮捕されました。この騒動に対してプーチン大統領が「世論調査をすべき」との見解を示したことから、とりあえず建設はなくなったようです。

参考 Activists storm Yekaterinburg Russia park in protest against new churchBBC 参考 Yekaterinburg church protests: Putin calls for poll to solve rowBBC

ロシアでは教会の力も強くて、めちゃくちゃお金も持ってるんですよ。去年、ロシアのとある町に滞在してたんですけど、教会の前にいつもランボルギーニが停まってるから、なんか宗教熱心なお金持ちがいるんだと思ってたら、ある日その車から司祭が降りてきて。もうびっくり! そのくらいのビッグビジネスになってるんです。

宗教問題はどの国も大変……。2012年、かの有名なプッシー・ライオットもモスクワの教会でパフォーマンスして逮捕されましたね。

Pussy Riot sentenced for Putin protest

とにかくロシアのメディアは信じない。情報操作ばっかりだから。政府は私たちを動物みたいに働かせたいんですよ。だから馬鹿であってほしいんだと思います。そのためのインターネット規制ですよ。

まとめ:ロシアの今後の動きには注目

モスクワの夜景

遠くに住んでいるロシア人からもこうして話を聞ける時代。インターネットの普及によって世界はうんと狭くなりました。もちろん交通網の発達により、物理的にも国と国が近くなっています。

が、近年は各国が閉鎖的になっていっているような。個人的にはグローバル化がすべてだとは思っていないですが、世界から目を背けたり、異国を拒絶する方向に進むのはまずい。ロシアの今後の動きには注目です。


英語の勉強だけでなく、今回のように世界各国の人々に話を聞くことができるのは、110か国以上の多国籍な講師が所属するDMM英会話の大きな魅力。

無料体験は2レッスン受講可能ですので、ご興味があればぜひ受講してみてください。

\110か国以上の多国籍な講師/

貴重な生の声を聞かせてくれた先生には心より感謝します。